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「16年ぶりの復活と2年連続の実力」

我が順天堂大学は、第84回関東学生陸上競技対校選手権大会において、男子は16年ぶりの総合優勝、女子は2年連続の総合3位という輝かしい成績を収めることができた。しかも余談だが、順天堂167年目の創立記念日(5月15日)に、校歌が国立競技場に響きわたったのであった。
勝った要因はいろいろあるが、澤木学部長の言葉を引用すれば『エースが活躍し、全員が1点を大事にしたから』であるといえる。そこにひとつ付け加えるならば、”4年生が意地を見せた”からであろう。

ちなみに女子部は、表彰台に上ったのは全員4年生。それでこそ順天堂なのだ!
正直言って、私は「今年は総合3位は無理なんじゃないかな~」と少し弱気だった。なぜなら、昨年にくらべてエントリー種目も参加人数も減ってしまったからである。しかし、主将・堀江はエンジン全開!それを他の4年生が後押しし、後輩達が引っ張られた最高の形となったのである。4種目目のマイルリレーで堀江が優勝のゴールをきることができたのは、彼女の力もさることながら、彼女を奮い立たせる”総合力”あったからに他ならない。いよいよ順大女子も、男子同様のチームになってきたことを実感させられた。

私は、インカレや駅伝は4年生のためにある、と思っている。
もちろん他の学年の選手達も大事なのだが、順天堂大学は、選手・スタッフ・応援にまわる者すべての4年生が団結し、後輩達を動かす魅力がなければ優勝できないのだ。歴代の優勝を勝ち取った先輩方をみても、やはりそうである。
関東インカレの活躍は男女ともに本当に素晴らしかった!が、我々の目標はあくまでも日本インカレの総合優勝!日本インカレで勝ってこそ、真の学生チャンピオンといえる。関東の結果に甘んじることなく、勝って兜の緒をしめなおし、24回目の賜杯を手にしてもらいたい。




2005-05-18
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